【消費者心理学】そのブランドじゃないとダメ?消費者のブランドロイヤルティ

ブランディング
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猫助
猫助

こんにちは、猫助です!

本日は、ブランドについて心理学の側面から切り込んでいきます。

本日扱うブランドロイヤルティって、何だか聞き慣れない言葉かもしれませんが、実は日常生活でよく見かける現象なんです。

例えば、飲むコーヒーは必ずスターバックス!なんてこと、ありませんか?

この記事では、そんなブランドロイヤルティの形成プロセスやその背後にある心理的要因について、分かりやすくお話ししていきます。

あなた自身の消費行動と照らし合わせながら、楽しく読み進めてくださいね。

本日は以下の本を参考にインプットしていきます。
詳しく学びたい方は以下の書籍を参考にしてください。

自分で言うのもなんですが、濃度はかなり違います、、、、

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ロイヤルティと心理的要因

赤と白のハートの風船

ブランドロイヤルティは、ただ単に同じ商品を繰り返し買うこと以上に、消費者の心理が大きく影響します。

例えば、お気に入りのブランドの製品を使うと、何だかホッとしたり、特別な満足感を感じたりすることはありませんか?

このような心理的要因が、ブランドロイヤルティを作り上げているのです。

それでは、ロイヤルティがどのように形成されるのか、段階を追って見ていきましょう。

ロイヤルティの形成プロセス

ブランドロイヤルティがどのようにして形成されるのか、

認知的段階→感情的な段階→意欲的な段→ロイヤルティ(行動)

上記の4段階に分けて説明していきますね。

認知的な段階

まず、消費者はブランドを認知することから始まります。

広告や口コミ、友人の紹介などを通じて、そのブランドの存在を知るのです。

この段階では、ブランドの知名度や信頼性が非常に重要になってきます。

例えば、新しいスマートフォンを買うときに、AppleやSamsungを真っ先に思い浮かべるのは、この認知の段階がしっかりしているからです。

感情的な段階

次に、消費者はブランドに対して感情的なつながりを感じ始めます。

例えば、ブランドのストーリーや価値観が自分に共鳴すると、より強い感情的なロイヤルティが形成されます。

ディズニーの映画や商品が多くの人に愛されるのは、夢や希望といった感情的な要素が強く結びついているからです。

意欲的な段階

この段階では、消費者はブランドに対して強い意欲を持ちます。

ブランドの商品やサービスを積極的に選び、他のブランドよりも優先するようになります。

例えば、ナイキのスニーカーが好きな人は、新作が出るたびにチェックし、購入する意欲を持ち続けます。

ロイヤルティ(行動)

最後に、消費者はブランドに対する行動としてのロイヤルティを示します。

リピート購入や友人への推薦などがこの段階に該当します。【NPS=推奨のレベル】などの理論が深く関係しています。

例えば、あなたがいつも利用するカフェが友人に「ここ、すごく美味しいから行ってみて!」と薦めるのは、この行動的なロイヤルティの一例です。

 

ブランド・パーソナリティ

さて、次にブランド・パーソナリティについてお話ししましょう。

ブランド・パーソナリティとは、ブランドが持つ擬人化された性格や特徴のことです。

例えば、Appleは「革新」や「スタイリッシュ」といったパーソナリティを持ち、多くの消費者に支持されています。
あなたも、自分と相性の良いブランドを見つけると、より一層そのブランドに愛着を感じることでしょう。

ブランド・エクスプリエンス

ブランド・エクスプリエンスとは、消費者がブランドと接触する際に得られる経験のことです。

例えば、スターバックスでは、ただコーヒーを飲むだけでなく、居心地の良い空間や親切なサービスが提供されるため、全体のエクスプリエンスが非常に高いと言えます。

良いエクスプリエンスは、ブランドに対するポジティブな感情を育みます。

関与とブランド・リレーションシップ

白いマニキュアを塗った人の手

ブランドに対する関与とブランド・リレーションシップは、消費者のブランドロイヤルティに大きな影響を与えます。

例えば、あるブランドに深く関与すると、そのブランドとのリレーションシップも強化されます。

では、関与の種類とブランド・リレーションシップについて詳しく見ていきましょう。

関与

関与とは、消費者がブランドや商品に対するこだわりの強さを表しています。関与が高いほど、消費者はそのブランドに対して強いロイヤルティを持ちやすくなります。

そして、関与には、三つのレベルがあります。それを以下にまとめていきます。

感情的関与

感情的関与とは、ブランドに対して強い感情的なつながりを持つことです。

例えば、アップル製品に関心があったり、愛着があったり買いたいと思っていたりといった状態では、感情的な関与度が高いと言えます。

認知的関与

認知的関与とは、ブランドに対する知識や理解が深まることです。

消費者がブランドについての情報を積極的に集め、深い理解を持っている状態になると、認知的関与度が高いと言えます。

ブランド・コミットメント

ブランド・コミットメントとは、消費者がブランドに対して持つ強い意欲や約束のことです。

お気に入りのブランドがあったり、特定のブランドがなければ、他の店に行って探すような状態であれば、ブランドコミットメントが高いと言えます。

ブランド・リレーションシップ

ブランド・リレーションシップとは、消費者とブランドの間に築かれる関係のことです。

信頼や親しみ、共感、一体感、誇りといった要素が含まれます。

例えば、スターバックスが提供する安心感や温かみが、消費者との強固なリレーションシップを築く要因となっています。

強固なブランド・リレーションシップは、消費者のロイヤルティを長期間にわたって維持する力となります。

まとめ

ここまでブランドロイヤルティの形成プロセスや心理的要因、関与とブランド・リレーションシップについて解説してきました。

あなたもお気に入りのブランドを持ち、そのブランドに対して特別な思いを抱いていることでしょう。

ブランドロイヤルティを理解することで、さらに深い消費者心理に迫ることができるのです。

よくある質問

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Q1: ブランドロイヤルティはどのように測定されますか?

ブランドロイヤルティは、リピート購入率や顧客満足度、NPS(ネット・プロモーター・スコア)などの指標を使って測定されます。また、消費者の口コミやソーシャルメディアでの言及も重要な評価基準となります。

Q2: なぜブランドロイヤルティが重要なのですか?

ブランドロイヤルティは、企業にとって持続可能な収益を生み出す重要な要素です。忠実な顧客はリピート購入を行うだけでなく、友人や家族にもブランドを薦めるため、新規顧客獲得にも寄与します。

Q3: どのようにしてブランドロイヤルティを高めることができますか?

ブランドロイヤルティを高めるためには、優れた製品やサービスの提供、顧客との強固な関係の構築、感情的なつながりを深めるマーケティング戦略などが必要です。定期的な顧客アンケートやフィードバックの収集も効果的です。

以上がブランドロイヤルティに関する解説です。これを理解することで、消費者としての行動や企業としての戦略に活かしていきましょう。

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